你好!復旦大学管理学院@上海に留学中のカナダです。
過去にKBSから中国に留学された方は、皆さん北京の清華大学を選択されたそうで、上海の復旦大学への留学生は私が初めてだそうです。上海は東京から3時間という近距離ですが、それを感じさせない、日本と全く異なる文化を有する不思議な都市です・・・後に続く皆さんに向けて有益な情報提供できるよう、マイペースに更新頑張りたいと思います。今回は、学校の様子について紹介します!
復旦大学
復旦大学は上海NO1の大学と言われています。詳しいことは知らないのですが、日本の東大・京大と同レベルかそれ以上。学生たちも当然自負しており、以下のような発言からも自信がうかがえます。
・「復旦を卒業した学生の将来が明るくなければ、だれの未来が明るいと言えるの?(NOBODY)」(医学部研究生・女性)
・「(17歳で大学に入学したという子に、u r smartと言ったとき→)smartでなければ、今復旦にはいないよ。」(薬学部学部生・男性)
・「(中国でビジネスするには北京よりも上海だと思ったんだ、と言ったとき→)君の選択は正しいよ。ここを卒業した学生はみなエリートで、将来の企業幹部になるから、良いネットワークが築けると思うよ。」(パートタイムMBA・男性)
・・・いかがでしょうか?記憶に残っている一部を紹介しましたが、ここまで言えるなんて、正直うらやましいなと思ってしまいます。中国企業はMBAホルダーを欲しがるというのも、日本との違いですね。
キャンパスと寮
キャンパスは五角場と言われる駅にあり、都心からさほど離れていませんが、キャンパス周辺にもジム、カフェ、カラオケ、と多くのお店があるので、都心に行く必要は特にありません。緑が多く環境は良いのですが、とにかく広いので、毎日たくさん歩きます。私が暮らす国際留学生寮はオンキャンパスにあります。
授業
私は以下の5科目を履修しています。
Strategic Management for Entrepreneurship
Power and Negotiation
Social Data Innovation
New Venture Creation
Chinese
(※語学はKBS基準では単位換算されないので、ご注意ください。)
(その他、LBSとのJoint ProgramであるLuxury Brand Managementを聴講)
復旦管理学院のMBAコースは、、International MBAという2年制のプログラムで、授業はほとんど英語で行われます。そのため、本科生の多くは中国人ですが、英語に慣れており、留学生としてもなじみやすいです。(年齢は25歳~29歳位)
これまでの授業で特に印象的だったのは、以下の二つ。
①ケースの内容が新しい
wechat/uber/taobao/Teslaなど。また、中国で成功しているアプリをどんどん紹介し、なぜ成功したかを分析していきます。面白いです。(Strategic Management for Entrepreneurship)
②教授の発言
「中国にルールは存在しない!成功すればそれがルールとなる。政府も応援する。」と最初の授業で教授がおっしゃっていました。また、日本企業・韓国企業の失敗要因は、ルールにとらわれすぎることだ!と仰っていました。言い切っていることに、素直に驚きました。郷に入っては郷に従えということかな。
留学生
MBA交換留学プログラムに参加する学生数は約40名です。アジア人は私と、IEからの日本人の2名です。フランス、イタリア、ドイツ、スウェーデンからの各5名くらい来ています。
MBA交換留学プログラムのほかにも、ロンドンビジネススクール・ノルウェー工科大学ビジネススクール、NUSとのジョイントプログラムが開催されているようで、多くの留学生がIMBAの授業に参加しています。
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