Tuesday, October 4, 2016

復旦管理学院#1 中国における復旦大学のレベルの高さ

你好!復旦大学管理学院@上海に留学中のカナダです。


過去にKBSから中国に留学された方は、皆さん北京の清華大学を選択されたそうで、上海の復旦大学への留学生は私が初めてだそうです。上海は東京から3時間という近距離ですが、それを感じさせない、日本と全く異なる文化を有する不思議な都市です・・・後に続く皆さんに向けて有益な情報提供できるよう、マイペースに更新頑張りたいと思います。今回は、学校の様子について紹介します!

 

復旦大学


復旦大学は上海NO1の大学と言われています。詳しいことは知らないのですが、日本の東大・京大と同レベルかそれ以上。学生たちも当然自負しており、以下のような発言からも自信がうかがえます。


・「復旦を卒業した学生の将来が明るくなければ、だれの未来が明るいと言えるの?(NOBODY)」(医学部研究生・女性)


・「(17歳で大学に入学したという子に、u r smartと言ったときsmartでなければ、今復旦にはいないよ。」(薬学部学部生・男性)


・「(中国でビジネスするには北京よりも上海だと思ったんだ、と言ったとき)君の選択は正しいよ。ここを卒業した学生はみなエリートで、将来の企業幹部になるから、良いネットワークが築けると思うよ。」(パートタイムMBA・男性)


・・・いかがでしょうか?記憶に残っている一部を紹介しましたが、ここまで言えるなんて、正直うらやましいなと思ってしまいます。中国企業はMBAホルダーを欲しがるというのも、日本との違いですね。


キャンパスと寮

キャンパスは五角場と言われる駅にあり、都心からさほど離れていませんが、キャンパス周辺にもジム、カフェ、カラオケ、と多くのお店があるので、都心に行く必要は特にありません。緑が多く環境は良いのですが、とにかく広いので、毎日たくさん歩きます。私が暮らす国際留学生寮はオンキャンパスにあります。 


授業


私は以下の5科目を履修しています。

Strategic Management for Entrepreneurship

Power and Negotiation

Social Data Innovation

New Venture Creation

Chinese

(※語学はKBS基準では単位換算されないので、ご注意ください。)

(その他、LBSとのJoint ProgramであるLuxury Brand Managementを聴講)

 

復旦管理学院のMBAコースは、、International MBAという2年制のプログラムで、授業はほとんど英語で行われます。そのため、本科生の多くは中国人ですが、英語に慣れており、留学生としてもなじみやすいです。(年齢は25歳~29歳位)


これまでの授業で特に印象的だったのは、以下の二つ。

①ケースの内容が新しい

wechat/uber/taobao/Teslaなど。また、中国で成功しているアプリをどんどん紹介し、なぜ成功したかを分析していきます。面白いです。Strategic Management for Entrepreneurship)


②教授の発言

「中国にルールは存在しない!成功すればそれがルールとなる。政府も応援する。」と最初の授業で教授がおっしゃっていました。また、日本企業・韓国企業の失敗要因は、ルールにとらわれすぎることだ!と仰っていました。言い切っていることに、素直に驚きました。郷に入っては郷に従えということかな。


留学生

MBA交換留学プログラムに参加する学生数は約40名です。アジア人は私と、IEからの日本人の2名です。フランス、イタリア、ドイツ、スウェーデンからの各5名くらい来ています。

MBA交換留学プログラムのほかにも、ロンドンビジネススクール・ノルウェー工科大学ビジネススクール、NUSとのジョイントプログラムが開催されているようで、多くの留学生がIMBAの授業に参加しています。


ヨーロッパからの留学生の年齢は比較的若いです。彼らに留学理由を聞いてみると、①アジアを旅行したかったから②ナイトライフが充実しているからという答えが返ってきます。実際、履修単位を早めに取り終えて、アジア旅行を計画する学生は多いです。(※履修科目によっては10月初旬に単位を取り終えることができます。)

学校主導によるイベントは初日のオリエンテーションだけで、その後の過ごし方は本人次第です。旅行・中国語学習・インターン・パーティ-・・・中国のサービス・商品を自国に輸入すべく動いている学生もいます。


以上、学校&生活紹介でした。次回は、日中関係に関する印象的な出来事についてご紹介したいと思います!今回より面白い話できる思うので、ぜひご覧ください^^(2016・10・5)




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