Hola!
スペインといえばサッカーが強いということで、レアルマドリッド VS エイバルを観戦してきました。というより、世界最高の選手と評されるクリスティアーノ・ロナウド見たさに行きました。
試合当日開始30分前に会場に到着し、チケットを売り場で購入(最安35ユーロ)することが出来ました。会場は、マドリッド市内にあるエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ(収容人数81,044人)で、これまた学校から徒歩圏内でした。
会場に入って驚くのはやはり会場の大きさと人の多さです。収容8万人にも関わらず、ほとんどの席が埋まっていました。さらにビックリしたのは、選手紹介でした。レアルマドリッドの監督がジダンでした(僕のイメージは頭突きですが)。そしてエイバルの選手紹介で乾選手が紹介されていました。乾選手自体知りませんでしたが、スペインの1部リーグで日本人が活躍していることに少し感動しました(残念ながら今回は出場しませんでしたが)。
試合はイエローカードが10枚近く出る荒れ試合で、1対1のドローでした。
今回の観戦を通じて感じた点は、下記の通りです。
⑴ドローで大喜びするエイバルの選手達
試合終了した時に、大喜びしている理由が分かりませんでした。あとで調べたら、エイバルは資金的に厳しく、かなり苦労しているチームでした。一方でレアルマドリッドは最もリッチなチームで、スター選手ばかりだそうです。喜び理由が分かると共に、勝ち負けだけが、勝負じゃないんだということを感じました。
⑵クリスティアーノ・ロナウドの人気
とにかくチーム全体が、ロナウドにボールを集めている印象でした。また観客もロナウドにボールがわたると歓声をあげ、一方で相手選手がロナウドに危ないプレーをするとブーイング。観客含めた全員で、ロナウドを世界的なスターへと押し上げている感じがしました。
⑶リアルマドリッドの経営
こんなに人が集まるのだから儲かるだろうと思い調べたら、公式のアニュアルレポートがありました(http://www.realmadrid.com/en/members/member-card/annual-reports)。
昨年の売上げが、578millionユーロ(内訳は下記)、営業利益で135millionユーロとなっています。驚くのは、15年前と比較して約5倍に売上げが拡大しています。日本のプロ野球やサッカーを見ると、どこの団体も財政難でスポーツで利益をあげることは出来ていない認識だったので、もしかしたら日本でも今後スポーツのクラブが単体で利益をあげることは可能だと感じました。誰か好きな人いたら、分析すると面白いと思います。
Adiós
レアルマドリーいいですね。近年のサッカービジネスのポイントはグローバル化です。有名クラブの人気が世界的に高まっており、それとともに放送権収入が膨張しています。クラブもプレシーズンに世界ツアーを行っており、試合とグッズ販売でまた稼ぐわけです。スペインの場合は、放送権収入がマドリーとバルサに偏ってると言われてましたが、直近でリーグの一律管理になり、不均衡な状態が緩和されつつあります。ビジネスという点でさらに成功しているのはイングランドのプレミアリーグです。アジアいったらどこでもプレミアリーグやってますよね?プレミアリーグは放送権料が他のリーグと比べても圧倒的に高くなっていて、いま調べると3年で1兆円だそうです。他方で選手の移籍金やサラリーの高騰も同時に起こってますが。以上のことを考えると、日本のスポーツもコンテンツビジネスとして海外に売り出せるようにきちんとパッケージを整える必要があると思いますね。
ReplyDelete素晴らしいコメントありがとうございます。スポーツ観戦(特にサッカー)にもっと興味が持てるように精進します。スポーツのパッケージング化、日本苦手そうですね。
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