Saturday, October 1, 2016

IE life #3 闘牛観戦

Hola!

スペインといえばフラメンコと闘牛ということで、闘牛観戦してきました。
ビックリするぐらい残酷で生々しいものでした。
 
訪問した闘牛場は、マドリッド市内にあるラス・ベンタス闘牛場で、スペイン国内最大級の闘牛場です(収容人数が23,798人で、世界第3位の規模だそうです)。

間もなくシーズンが終わることもあり、直接会場で購入できました。面白いのはチケットの価格が、日当たりで決まっており、日陰が高く、日向が安いという価格設定でした(最安値で5ユーロという席もありました)。








場内はスリ鉢場になっており、思った以上に多くの観客がいました。

流れ的には、⑴牛の登場 ⑵大マントを持った助手が牛を挑発、⑶馬に乗ってきた槍士が槍を刺す、⑷闘牛士が背中に銛(モリ)を刺す、⑸正闘牛士が短剣で急所を刺す、⑹絶命するまで短剣を刺す、⑺絶命を確認したら馬に引っ張られ退場というのが流れ出、約数十分を6回程度繰り返されるそうです。





正直なところ、もっと綺麗で観光客向けのものだと思っていましたが、牛の流血はひどいし、闘牛士が何度か角で刺されかけたり、倒され踏まれかけたりと、かなりハラハラするものでありました。ある意味で、男としてのやせ我慢というか粋を披露しているようにも感じました。いずれにせよ相手が動物なので、やらせなしのガチンコ勝負であったのはすごいと感じました。

また、近年は動物愛護団体からの抗議もすごいらしく、バルセロナでは開催出来ないし、近い将来、闘牛自体がなくなる可能性もあるそうです。

最後に、個人的に感じたこととして、なぜこんな残酷な伝統が何世紀にも渡って残っているのかという点です。ヨーロッパは闘牛以外にも、グリム童話やコロッセオなど、かなり残酷な文化や伝統があります。日本だとそこまで残酷な伝統はないと思うのですが。この違いはどこから(文化・宗教・DNA…)来ているのか、気になります。誰かご存知でしたら教えてください。


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