Monday, October 3, 2016

IIMA life #5 砂漠で野宿

こんにちは!

前回の記事の最後に告知しましたように、フランスのEmlyon business schoolからの留学生二人組と一緒に、週末を利用してジャイサルメールという町へ行ってきました!


僕たちの旅は金曜夜の夜行バスからスタートしました。約10時間の乗車時間だったので、少し高めの料金を支払って、エアコン、ベッド付きのバスを選びました。しかし、この夜行バスがひどい!
理由は沢山あります。下記の理由のため、ぐっすり寝るのはほぼ不可能でした。
1、インドの道路がひどすぎてボコボコな上に、スピード制御のための段差が沢山あり、縦
    揺れがハンパない。
2、インドでは車を追い越すときは、クラクション鳴らすことで抜かす車に警告するため、
    常にクラクションでうるさい。
3、インド人の話し声がうるさい。
4、インド人は音楽を大音量でかけ始める。
5、インド人の子供が、ベッドのカーテンを閉めているのに水を売りにくる


寝不足のままジャイサルメールに着きましたが、中世で時が止まっている街並みに感動し、眠気は一旦飛んで行きました。

インド中世の街並みを残すジャイサルメール
ここは、中世まではかなり栄えていたそうなのですが、陸路が交易の中心でなくなってからは一気に廃れてしまい、近代的な発展を遂げることができなかったようです。今は75%の人が観光業に従事しているそうで、観光の町として栄えています。
世界中から観光客が来ているようで、ホテルのオーナー、ガイド、店員などは、英語は当然のように話し、さらに各国の言葉を色々覚えていました。「くるくるぱー」という言葉を日本人から教えてもらったよという人がいたり、時にはフランス語も完全にペラペラな人もいたりしました。


この中世の街並みの中でも特に圧巻だったのは、ジャイサルメールの城砦です。ここは世界遺産にも登録されています。中に入るとドラクエのような世界が広がっています。

城砦の外観

城砦の中

さて、ジャイサルメールのメインアクティビティは、キャメルサファリというラクダに乗って砂漠に行くというものです。僕たちは砂漠で一泊するためにここにやってきたので、ラクダに乗った時は大変興奮しました。ラクダの旅が始まると、ラクダのつけている鈴以外には何も音がせず、完全なる自然に放り込まれていく感じがしました。



途中で水汲みをしたりしながら、だいたい3時間くらいラクダに乗って旅をした後、「ここでキャンプをするぞ」とガイドに言われ、1日目の旅は終わりました。
キャンプというからにはテントでも立てるのかなと思いきや、布団を砂の上に敷くだけというただの砂まみれの野宿でした。笑

野宿

そこからガイドはせっせと夜ご飯の準備を始めました。この調理がまた大胆なものでして、当然石鹸で手を洗うなんてことはしないまま調理に取り掛かります。半日ラクダととも旅をしてきた手ですから、大丈夫かこの料理・・・と思いました。笑
また、なぜか皿は砂でこすって洗っているんですよね。砂でサラサラにすれば綺麗になった感じがするからですかね。
それでも料理は絶品でした。スプーンはないと言われ、初めて手でカレーを食べることができたのも良い経験でした。またガイドが作ってくれたチャイは、コップのふちが砂だらけでじゃりじゃりでしたが、今までで飲んだチャイの中でも一番美味しかったです。

ガイドの調理風景

また、個人的に感動したのは、フンコロガシがラクダの糞を転がして、自分の巣に運んでいくのを初めて見れたことです。食物連鎖の最果てを見た気がしました。動画が見たい方はご連絡ください。笑

今回の旅に誘ってくれたフランス人の二人には本当に感謝です。彼らのおかげで素晴らしい経験をすることができました。これからも交流を続けていきたいと思います。

砂漠のオアシスでの記念写真


ちなみにその間、学校ではINSIGHTというインド最大らしいマーケティングのイベントが行われていたのですが、残念ながらこちらは完全にスルーしてしまいました。笑




今週末は金曜に一つプレゼンをしたのち、えびさんとムンバイ観光に行ってきます!
それではまた!

2 comments:

  1. すごくいいねー!めっちゃ良い体験してるー…!
    これでラウンジのソファでももう寝れるね!

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    1. ラウンジのソファはちょっと違うんですよねぇ・・・笑

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