Monday, October 10, 2016

ミニ国家 in ヨーロッパ ⑤リヒテンシュタイン公国

Hola! 今回は、週末を利用してリヒテンシュタインに訪問してきました。

リヒテンシュタイン公国 概要(出典:外務省基本データ)


一般情報
  面積:160平方キロメートル(世界第6位の小ささ)
  人口:37,366人(2014年末)

 ②政治体制
 ・政体:立憲君主制(「ヨーロッパ最後の絶対君主制」と言われる事もある)
 ・元首:ハンス=アダム2世(Hans Adam II)公爵(第13代公爵)
 *ちなみに、ハンス・アダム2世は、ヨーロッパ君主の中で所有資産が約50億ドルと最大です。

 ③国防

 ・非武装中立政策、軍は有さず。

 ④経済

  精密機械,医療機器
  一人当たりGNP108,830スイス・フラン(2013年,統計局 1フラン=105 1610月)
 *一人当たりGNPは、ルクセンブルクやモナコと並ぶほどの世界最高額です。
 
何と言ってもこの国のユニークな点は、君主であるリヒテンシュタイン家が代々、国家運営している点です。未だに中世ヨーロッパを彷彿とさせる絶対君主が残っていることです。

ここからは、実際に訪問して感じた点を報告します。

・観光地が本当にない
 今まで訪問した国の中で、最も観光地がありませんでした。首都であるファドーツのメイン通りも閑散としており、数十分ブラブラすれば満足してしまうような場所でした。観光客向けの売りは、切手と入国スタンプ(3ユーロ)でした。

  世界一最短距離で3ヶ国訪問することができる国?
国土が小さく、両側をオーストリアとスイスに囲まれているため、おそらく世界一最短距離で3ヶ国を走破することができます。実際にオーストリア国境からリシュケンスタインを通過して、スイス国境まで徒歩1時間程度で到着してしまいました。


・物価が信じられないほど高い
今まで行った国の中で、最も物価が高かったです。すべての品物が日本の2倍以上、もはやこの国の人々が、この物価で生活出来ているのか不思議でした。

 この国に行くには、スイスのチューリッヒもしくは、オーストリアから行くしかありません。もし興味があれば、日帰りでいいので訪問してみてください。

 まだ訪問出来ていないヨーロッパにあるミニ国家はイタリアにある『サンマリノ』を残るのみとなりました。残りの期間でなんとか訪問出来ればと考えています。

Adiós

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